FC2ブログ

06月11日 - GIBSON J-200 100th Anniversary - フレット交換、再塗装

Guitar Repair of the Day


FC2Blog Ranking

クリック協力お願いします!!


IMG_6772.jpg


GIBSON J-200 100th Anniversary



IMG_6773.jpg


1994年ギブソンの100周年記念に発売されたJ-200。25年を経て写真のような風貌に・・・

ウェザーチェックは避けられないとしても、トップのクリアーが飴色に焼け溶けてひび割れボロボロになっていました。


IMG_6774.jpg

フレットは減って殆どフラットになっていました。


IMG_6775_2018061111254276c.jpg

TOPブリッジ付近が浮いています。

内部のブレーシングに数か所浮きがあり、トップ板が支えきれなくなり、盛り上げってしまったようです。


IMG_6776.jpg

先ずは塗装から。

このボロボロのヘッドトップ部。

IMG_6777_20180611112545616.jpg


塗装を少しずつ剥がしていきます。

サンディングシーラー部までは剥がさず、汚く浮いているトップコートのみを綺麗にします。


IMG_6778_20180611112547014.jpg


裏側も水研ぎ研磨してみると、ご覧のような色に・・・

ヤニ、油、埃、などが混ざっているのでしょう。
とてつもない匂いです。


IMG_6779.jpg

軽く何度かオーバーラッカーをします。

薄く数回重ねました。


IMG_6780_20180611112550016.jpg

硬化を待って研磨します。


IMG_6782.jpg

その間にフレット作業。

1本ずつ抜いていきます。

IMG_6783_20180611112650ca3.jpg

抜き終わったフレット。

ほとんど残っていませんでした。


IMG_6784.jpg

その後ネック冶具にセットし、弦を張ってネックにテンションを掛けた状態(弾くときと同じ状態)にして、指板を研磨します。

IMG_6785.jpg

25年も弾いていると、指板はボコボコの状態になります。


IMG_6786_2018061111265538e.jpg

ラジアス値は12インチ。

均一にアールがつくように、12インチのブロックで研磨していきます。


IMG_6788.jpg

整ったところで、フレット溝の深さを調整。


IMG_6789.jpg

ギブソンサイズのフレットを、12インチのアールに合わせて曲げます。

IMG_6790_20180611112659004.jpg

ローフレットはプレスで打ち込んでいきます。

IMG_6791.jpg

ネックエンド付近は、ご覧のような冶具で打ち込みます。

IMG_6792_201806111127025bc.jpg

フレットを打ち終わった状態。


IMG_6793.jpg

フレットの研磨前に、ナットを仕上げます。

IMG_6794.jpg

牛骨をご覧のような冶具にセットし

IMG_6795.jpg

ベルトサンダーで余分な部分を落とします。

IMG_6796_20180611112844159.jpg

何度も何度も底面を確認し、ナット溝にピッタリ隙間無く納めます。


IMG_6797_20180611112846944.jpg

フレット研磨


IMG_6798_2018061111284791e.jpg

高くなった部分を落とし、全体を揃えます。

ネック冶具にセットして使用する弦のテンションを掛けて作業を行うので、弦を張った後のフレットのガタツキは殆どありません。


IMG_6799_2018061111284901d.jpg

研磨、コンパウンドを経てピカピカに。


IMG_6800.jpg

バインディング部サイドも綺麗に仕上げました。


IMG_6801.jpg

IMG_6802_2018061111285310b.jpg


IMG_6773.jpg

もう一度最初の状態から

IMG_6803.jpg

研磨、塗装後


IMG_6772.jpg

ボディも最初の状態から

IMG_6804_20180611112917aed.jpg

塗装、研磨、バフ掛け後




25年分の経年劣化の修復は時間が掛かります。

ボディの膨らみをクランプで徐々に下げていくのに1か月くらい、トップの塗装を剥がし、再度オーバーコートするのに乾燥まで1~2か月。

フレットを打ち直してナットも交換して約3か月で完了。


車と同じで、1年に1度検査して状態を見るだけでも、長く使える状態をキープ出来ますよ。


何十年もメンテナンスしていないギターや、壊れてしまっていたギターも修理可能です。
是非ご相談下さい。


メールの方は こちら から

お電話:098-923-0743

宜しくお願いいたします。







FC2Blog Ranking

ランキング クリック協力お願いします!!


cate-fb.gif
cate-twitter.gif
cate-insta.gif
instagram インスタグラム 始めました!!
フォローをお願いします。
関連記事

コメント

非公開コメント