11月10日 - GIBSON Custom Shop Les Paul Custom - ネック折れ

Guitar Repair of the Day


FC2Blog Ranking

クリック協力お願いします!!


IMG_2571.jpg

GIBSON Custom Shop Les Paul Custom


IMG_2575.jpg

カスタムショップのレスポール、ネック折れの事例です。

IMG_2576.jpg

これも折れてからかなりの時間置いていた様で、ヘッドストックに曲がった癖がついていました。

ネックが折れた時は、例え小さなヒビでも必ず弦を外して下さい。
折れてからの時間が短ければ短いほど修理し易くなります。
中にはお店に持ち込まれた時点でパンパンに弦を張っている物もあります。
折れた(割れた)境目が開く一方なのでお気を付けください。



今回のギターはかなり奥までクラックがあったので、二本のメイプル補強材を入れて、その後少しだけボリュートを付けるべく、マホガニー材を張り合わせました。

接着、塗装後は全く割れ目、接ぎ木の線は見えず、自然なバースト仕上げになっています。


では作業を見ていきましょう。


IMG_2581.jpg

まず、割れた部分に注射器で接着剤を塗り、クランプします。


IMG_2582.jpg

最初に少し薄めた接着剤を入れて木に浸透させます。


IMG_2583.jpg

その後原液を入れてクランプではみ出てくるぐらい、まんべんなく塗っていきます。


IMG_2586.jpg

このまま1週間ほどクランプします。


IMG_2588.jpg


接着、クランプ後の状態です。

ピッタリくっついていますが、強度は少し物足りないですね。


今回は補強材を入れる事にします。


IMG_2589.jpg

割れ目によって補強材の種類、場所、長さなどを考えていきます。

マスキングで位置を決めてトリマーで掘っていきます。


IMG_2591.jpg

少し位置をずらして掘りました。

IMG_2592.jpg


掘った穴のサイズにピッタリ合ったメイプル材を埋め込みます。

これまた数日クランプして固めます。


IMG_2593.jpg

その後飛び出したメイプル部分を削り、強度を高めるべくボリュート加工します。



IMG_2594.jpg

カット面を冶具に合わせてトリマーで掘っていきます。


IMG_2595.jpg


メイプル補強を半分位残しつつ、その上を木目を合わせる為&ボリュート加工する為にマホガニーで埋めます。


IMG_2600.jpg

またまた挟み込んで数日待ちます。


IMG_2601.jpg


固着後、丁寧にノミ、カンナで成型。


IMG_2602.jpg


こんな感じで、オリジナルの状態より少し長めなボリュートにしてみました。

ただしローコードを弾いた際に、当たって違和感がある感じでは無いです。


IMG_2603.jpg

その後、生地着色。

アニリンを使った着色です。


IMG_2604.jpg


ベースカラーに少しずつ色を重ねながらバースト処理します。


IMG_2605.jpg

なるべくシースルー感をだしつつ、継ぎ目は見えない程度に仕上げます。


IMG_2606.jpg

元が、かなり年期の入った状態で、塗装が剥げてゴワゴワした感じだったので、似たような質感にしてみました。


IMG_2607.jpg

IMG_2608.jpg

IMG_2609_20171110113857d45.jpg






細かな修理内容のご相談、金額の確認、などお気軽にお問い合わせ下さい。


メールの方は こちら から

お電話:098-923-0743

宜しくお願いいたします。









FC2Blog Ranking

ランキング クリック協力お願いします!!


cate-fb.gif
cate-twitter.gif
cate-insta.gif
instagram インスタグラム 始めました!!
フォローをお願いします。
関連記事

コメント

非公開コメント